3月ごろにフランス、ベルギー、オランダへ友人と2人で観光へ行きました。というのも航空券でどこか安く行けるところがないかと探していたところ、たまたまフランス行きへのチケットが安かったため10日ほどでこの3か国をめぐることになりました。現地での移動は基本電車で国同士はユーレイルと呼ばれる電車で自由に移動出来るので手続きが少なくて済むというのも理由の一つです。まず日本からフランスへ飛び次の日にオランダへ移動してそのあとベルギー、フランスへ移動し帰国という形でした。今回ツアー等は組まず自分たちですべて予約等を取って計画しました。
その中のオランダについて書きたいと思います。オランダでは主に国立美術館、ゴッホ美術館、期間限定でやっていたバンクシー展、ハイネケンエクスペリエンスへ行きました。すべて徒歩でも行けますし、路面電車も走っているのでそれで移動することも可能です。アムステルダム市内の網の目のように流れている川と街並みの雰囲気は時間も忘れるほどすばらしく、歩くだけでも十分楽しめるので徒歩での移動がおすすめです。
国立美術館へは当日券で入れましたがゴッホ展美術館はかなり人気で入場制限で待ち時間がかなりかかるようだったので、翌日のチケットをアムステルダムの街中にあるチケット売り場で購入しました。芸術に乏しい私でも楽しめましたし、好きな人はかなり魅力的なところだと思います。
ハイネケンエクスペリエンスはビールメーカーの見学ができ、見学後にビールを2杯、見学中に一杯飲めます。見学自体も面白くただ見学するだけでなくアミューズメント要素もありとても面白かったです。
アムステルダムはとても美しい水上都市のような雰囲気のある街で歩いているだけでも気分が上がってしまうのですが、アムステルダムほど自由なところはないなとも思わされてしまいます。ツッコミどころ満載でした。コーヒーショップといえば日本やほとんどの国ではカフェのようなゆっくりコーヒーを楽しむところのようなイメージですが、オランダでは大麻などを買って吸えるところです。知らなかったら間違いなく気づかず入ってしまいます。外観も普通のカフェです。ですがコーヒーは一切置いていません。
他にも小さなところですと道に喫煙禁止マークの印字されていたのですが、そのマークの上には普通に吸い殻が落ちまくってます。町のメインストリートの近くにはポップな感じでのコンドーム専門店まであります。それでいて街は治安が悪い雰囲気もなく賑わっており、オシャレですごく不思議な感じでした。日本じゃまず考えられないようなものがたくさんあり、オランダを出るときでも散策し足りないなと思わされるほどでした。
オランダ到着後、友人が別の駅で降りてしまい別々で宿泊先の近くへの移動となったのですが、唯一の通信手段であるポケットWi-Fiを友人に渡した状態だったため地図を頼りに向かうことになりました。それまでの連絡は列車や駅にWi-Fiが飛んでいたので何とかなりましたが駅を出ると全くなくとても困りました。つたない英語と地図を頼りになんとかたどり着けましたが普通なら20分程度で行けるところを一時間近くかかってしまっており、現代人のダメなところが出てしまったなと痛感させられました。
そしてホステルで宿泊しもう1日同じところで宿泊予定でした。翌日の観光後ホステルへ戻ったところなぜか部屋に入れずカウンターの人と友人が話していました。なぜか私たちの予約がないというようなことを言われたのです。こちらもつたない英語で向こうも英語はあまりわからないような感じであまり話が進まずにいると、原因が何となくわかりました。それは朝、ホステルを出るときに部屋のキーをカウンターで返してしまっていたことです。複数日同じところで滞在することは初めてだったので私も知りませんでしたが滞在中はキーを持ったままでいなければいけませんでした。