２年前の５月下旬にカナダのモントリオールとアメリカのニューヨークへ、夫婦で旅行しました。モントリオールに住んでいる日本人の友達に会うことが一番の目的でしたが、世界地図を見ていたら、モントリオールとニューヨークが東京と大阪間の距離位しか離れていないのを知って、せっかくだからニューヨークへも行こうということにしました。寒さが厳しいモントリオールが暖かくなり、花が一斉に咲き始めた時期で、気温も暑くも寒くもなくちょうど良かったです。
オプショナルツアーには参加していませんが、モントリオール在住の日本人とベトナム人の友達が色々連れて行ってくれました。例えば、モントリオールの古き良き時代を思わせるオールドポートや、一番大きなマルシェ、そして広くてとてもすてきな池のある公園などです。もちろん、ダウンタウンやモン・ロワイヤルにも行きました。そして、ちょうどミュージアムフェスタが開催されており、いつもは高い入場料の美術館にも無料で入れるというイベントが開催される日がありましたので、美術館巡りをしました。
マクドナルドでは世界で唯一カナダのケベックのみで売られているという「プティーン」を食べました。プティーンとはフライドポテトにグレイビーソース、チーズなどをかけたものです。美味しかったですが、一人分がとても多く、２人でやっと食べました。ケベック州が発祥のカナダの代表的な料理で、たいていのレストランに置いてありました。
モントリオールは、綺麗な花が一斉に咲きだしていた時期だったので、どこの街並みを歩いても華やかで素敵でした。地下鉄に乗って気づいたのは、電車特有の音がしないことでした。どうしてだろうと思ってよく観察していると、電車ではなくタイヤがゴムでバスのような作りでした。フランスのパリと同じだということで、とても興味深かったです。イタリア街をはじめ、中華街やベトナム街など、世界の有名な街の雰囲気を味わえる通りがあって、面白かったです。イタリア街では本場のエスプレッソを堪能できました。
アメリカのニューヨークでは、レンタカーを借りて、夫婦二人でニュージャージー州とニューヨーク州をドライブしました。カナダから到着した空港が、ラガーディア空港だったので、最初にブルックリン橋を通り、マンハッタン街を車で運転してぬけていく時が、一番ワクワクして楽しかったです。テレビや雑誌でなんども見た有名な通りや建物、オシャレな人たちをゆったり車内から見られました。国際連合の建物が、最初横からしか見えていなくて、なんと変わった建物だろうと思いました。
モントリオールに行った時期が、ちょうどＦ１のレースの２週間ほど前だったので、そのサーキット場を観に行こうということになり、友達に連れて行ってもらいました。いつもは、一般人も無料でそのサーキットで運転できるよ、ということを事前に聞いていたのでわくわくしながら行きました。ところがなんと、レースが近いということでテントを張ったり、荷物を運ぶ大型トレーラーが何台も来ていたりして慌ただしい様子で、残念ながら中に入ることが出来ませんでした。あまりにもレースに近い時期に行くとダメだということが分かりました。ちゃんとサイトで調べてから行けば良かったと後悔しました。
アメリカのニューヨークで、レンタカーを運転した時は、左ハンドルで右側走行ということを何度も頭の中でシミュレーションしていました。しかし、実際に乗り始めた時でしたが、信号待ちで先頭になり、信号が変わって発進した時に思わず癖で左側を走行してしまうハプニングがありました。対向車も後ろにも他の車がいなかったので、事故なくほっとしました。ウィンカーやウオッシャーの位置も反対なので、何度水を出してしまったことがか。